色んな子がいますね その7
前回の続きです。
「で、それはたとえばどういう状況でそういうふうに感じたの」
「うーん、難しいんだけど、全体の雰囲気かしらね。今にして思えば過去、彼らは私の前でとても紳士的だった、それは言葉づかいとか声の調子とか、まあ基本的なマナーみたいなことも全部ひっくるめた上でそうだったんだけど、それが、急に、全然紳士的じゃなくなったっていうか。
つまり、下品を平気でさらけ出すようになった、と思う。私の存在があろうとなかろうとそんなことはお構いなしに、平気で地を出すようになった、若い娘の前では気を使うけど、オバサンの前じゃそれも不要ってことを、臆面もなく堂々と彼らは私に示したのね」
ハハーン。
私はジュリアのいわんとしていることが手に取るようにわかった。